SIRM-2100、SIRM-2500、SIRM-3000
SIRMバルク微細欠陥アナライザーは非接触・非破壊の光学測定器であり、バルク微細欠陥(BMD)の完全な特性評価(バルクと半導体ウェハーの表面付近の酸素・金属析出物、Void、積層欠陥、スリップライン、転位など)が可能です。
特徴とシステム仕様:
- 非接触・非破壊の分析
- サンプルの準備が不要
- X-Y面とX-Z面での画像収集
- エピウェハーの測定
- 検出できるパーティクルサイズ:30nmまで
- 動作原理:明視野共焦点走査型顕微鏡法
- 測定深さ:約200μm
- シリコンでの深さ方向分解能:約5μm
- 欠陥密度の検出限界:108~1010/cm3
- マッピング領域:200×200μm
- 深さ範囲:10~300μm
- 深さ方向分解能:5μm
- 横方向分解能:0.4μm
- 画像サイズ:512×512ピクセル
- スループット:60秒/画像
- 汎用評価ソフトウェア:自動欠陥発見、除去、背景補正
- 取得したデータから、データベースでの検索が容易なファイルを作成でき、このファイルには設定や評価結果がすべて入力される
- 自動ウェハー認識視覚システムによる300mmウェハーのハンドリング
SIRM-2100 | SIRM-2500 | SIRM-3000 | |
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ローディング | 手動 | 自動、FOUP×1 | 自動、FOUP×2 |
オプション:
- ウェハーハンドラー:単一カセットで最大300mmのウェハーに対応
- 欠陥位置マーキング
- CCDカメラ
- デュアルレーザー(波長はユーザーが定義)
BMD特性評価:
- 無欠陥層判定
- 積層欠陥
- 転位
- 金属析出物