製品概要
次世代の高速通信(RF)、受光・発光デバイス(オプトエレクトロニクス)、そして高感度赤外イメージセンサー市場において、インジウムリン(InP)やガリウムヒ素(GaAs)、InGaAsなどの化合物半導体ウェーハの品質は、最終製品の歩留まりを左右する決定的な要因です。
セミラボの「LumIR-2300」は、非破壊赤外フォトルミネッセンス走査型・欠陥検査システムです。
フルウエーハの高速自動イメージングから、欠陥の自動検出・分類レポートまで、量産およびプロセス監視における最強の品質管理ソリューションを提供します。また、オプション機能としてチップレベルの測定機能も追加可能です。
アプリケーションの課題解決
最先端デバイスの歩留まり向上・欠陥分類への要求に応える
InPやGaAsをはじめとする化合物ベースのウェーハ製造やエピタキシャル成長プロセスでは、目に見えない結晶欠陥や転位、表面の汚染がデバイスの重大な特性劣化を引き起こします。
LumIR-2300は、主に以下の市場が抱える歩留まり改善の課題をクリアします。
- オプトエレクトロニクス / フォトニクス:高出力レーザーや受光素子の発光効率(内部量子効率)の低下を防ぐための結晶性評価
- 高周波(RF)デバイス:ヘテロ接合界面における欠陥の可視化
- 既存の破壊検査(エッチピット密度:EPD測定など)からの脱却:ウェーハを無駄にしない「完全非破壊」でのインライン全数・全数サンプリング検査の導入
製品の特長
セミラボ LumIR-2300 が選ばれる4つの強力な利点
- 独自技術を含んだ赤外フォトルミネッセンスはウェーハ全体の高精細マップを瞬時に作成可能です。
Semilab独自技術により結晶内部の構造欠陥(PL強度の低下領域)と、表面の物理的欠陥(微粒子やキズ)を明確に区別して捉えられます。 - 830nm〜1700nmのSWIR(短波長赤外)高感度検出
光学フィルターと最先端の赤外検出器の組み合わせにより、GaAs、InP、InGaAsなどの化合物材料のバンド間発光を極めて高いS/N比でキャッチします。 - 自動チップ(ダイ)計算&柔軟なダイマップ解析機能(オプション)
SEMI規格に準拠した最新ソフトウェアを搭載。ウェーハサイズとチップサイズを入力するだけで、プログラムが自動的にチップ数を計算(手動エラーを低減)。
オペレーターは直感的なユーザーインターフェースを介して、分析対象のダイを簡単に選択・除外でき、特定のニーズに合わせた精密かつ実用的なチップレベルの品質レポートを自動生成します。 - 測定再現性とパターン認識能力
欠陥面積・密度の測定において高い制限性を実現しています。
さらにパターン認識能力を備えているため、パターン化された製品ウェーハ上でも正確な欠陥分類を自動で行います。
技術仕様
セミラボ LumIR-2300 主な仕様構成
お客様の測定対象材料やウェーハサイズに合わせて、最適な測定ヘッドおよび励起オプションを選択可能です。
| 項目 | 仕様・対応内容 |
|---|---|
| 対象材料 | InP、GaAs、InGaAs などの化合物半導体材料 |
| 計測技術背景 | 赤外フォトルミネッセンス(PL)イメージング + 反射イメージング(同時取得) |
| ソフトウェア | SEMI規格準拠、自動フルウェーハイメージング、欠陥自動検索・分類・報告機能 |
| オプション機能 | ダイマップ(柔軟なダイ選択・チップレベル報告)、自動チップ数計算 |

